TOP > マンガ新聞レビュー部 > 反政府記者の殺害疑惑事件で「サウジアラビアってなん...

連日の報道により、緊迫した情勢が垣間見えるサウジアラビア王国と周辺諸国。

 

そんなサウジアラビアという国やイスラムの文化までをも、クスッとしながら知ることができるマンガを紹介したい。サウジアラビアの女の子と日本の女子大生の異文化交流ライフを描いた4コマ作品『サトコとナダ』だ。

 

もしも昨今のニュースを見て、「サウジってよくわからないし、ちょー不気味…」などと思っていたら、ぜひ気楽に手に取ってみてほしい。今だからこそ読んでおきたい作品であるし、読めばきっと新たな感情を持つはずである。

 

サトコとナダ 3 (星海社COMICS)
著者:ユペチカ
出版社:講談社

 

サトコは日本出身の大学生で、アメリカに留学。そしてルームメイトはサウジアラビア出身のナダ。ふたりは仲良く大学に通いながら一緒に暮らす。

 

ある日、兄・ラフマンから、ナダの結婚相手が決まったと耳にしたナダとサトコ。会ったこともない相手と結婚って!!! しかもナダに断る権利はない。


そんな中、サウジアラビアから婚約者・アブダーラがアメリカに到着。突然の事態にみんな大混乱…。

 

■アメリカでたまたま出会った留学生サトコとナダの成長物語

 

『このマンガがすごい! 2018』(宝島社)オンナ編第3位を獲得したこのマンガは、サクッと心地よく読みすすめられる4コマ作品だが、けっこう深い成長物語でもある。

 

活発的でチャーミング、しかもおしゃれな美女子ナダは、初見だとドキッとしちゃうムスリムとはいえ、ふつうの女の子だ。そんなナダとの驚きと笑いの絶えない日々のサトコの目線でストーリーは展開。

 

衝撃的な出会いからふたりは、第三国で毎日を一緒に過ごすことでお互いを受け入れあい成長していく。


異国で生まれ育った者同士が、違いを認めあい共生するって難しいことだけど、ほどよく刺激もあるんだよなと微笑ましく思えてくる。

 

■私の体験した異文化交流

 

私は韓国・ソウルに5年半ほど住んでいた。初めは留学でいつのまにか就労。「YOUは何しに韓国へ?」な時代だったが、住みはじめて数年後に韓流ブームは到来した。

 

で、外国で暮らすということだが、本当にコントのような出来事が日常的に起こる。

 

私がルームシェアしていた韓国人女子・ヘソンは、一緒にショッピングに出かけてランジェリーを物色しているとき私に、「ワコールすごくいいよ!」とアドバイスくれたり(日本企業なんでよく知ってますけど…とは言えず)。

 

お茶碗いっぱいの白飯を、残してはいけないと頑張って完食する私と、「足りないのか」とおかわりを何杯もくれるヘソンの母(両国文化の違い)。

 

留学していた大学の同じクラスのカナダ人女子は、「ネックレス」を韓国語で「モッコリ」と発音することと、日本人の理解してるその響きを知っていて、飲み会で連呼していたり…。

 

異文化交流とは、なんともオツなものである!

 

興味深いサウジアラビア。まずは東京でお友だちを作ってみたい!このマンガを読んでそんな気持ちになった。


 

この記事に類似する記事

▶マンガがお得に買えちゃう情報満載!

人気のコメント

新着コメント

ログインして
すべての人気のコメントを見る

ご自身のTwitter、Facebookにも同時に投稿できます。

《マンガ新聞》公式レビュアーの方はログイン
 ※新規ゲストのログイン機能は準備中となります

利用開始をもって
《利用規約》《個人情報の取扱について》
同意したものとみなします。
ログインメニューに戻る
ログインメニューに戻る
パスワードを忘れた方は
《パスワード再設定》を行って下さい。
ログインメニューに戻る