TOP > マンガ新聞レビュー部 > 落語×ギャル=『ギャルが落語家に恋したら』どうなっ...

突然ですが、皆さんは「落語」についてどれくらいの知識がおありですか?

 

僕たちの一番身近な落語家は何といっても日曜日の夕方にTVで見るあの人たちや、

最近ではワイドショーのコメンテイターの方や、ヘタレタレントなんて呼ばれてた方が落語家に転身したりしたのは記憶に新しいところですね。

 

都内では「寄席」が毎週のように開かれていて、チケットは争奪戦になっているなんてお話も聞いたことがあります。

地方なんかでも独演会が開催されています。

「落語」は僕たちが思っている以上に僕たちの身近にあります。

 

「お題目」についてはどうでしょうか?

噺家さんが舞台で披露するお噺です。

 

有名なところだと

『まんじゅう怖い』や『目黒のさんま』大ヒットしたあのマンガのタイトルにもなった『千早ふる』なんてのも有名ですね。

『時そば』なんかもユーモアたっぷりだし『寿限無(じゅげむ)』はイロハのイですかね?

 

 

しかしながら、僕みたいにある程度年を食っていてもなかなか落語を聞いたり、寄席に行くってのはハードルが高いですね。

こういう日本独自の文化ってのはお作法があったりして、難しく感じてしまいます。

 

しかし今回ご紹介するこの漫画『ギャルが落語家に恋したら』を読めば、「落語」の楽しみ方がちょっとは学べるのではないでしょうか?

 

ギャルが落語家に恋したら (まんがタイムコミックス)
著者:一色美穂
出版社:芳文社
販売日:2017-02-07

 

この漫画は、とあるきっかけで知り合った若手落語家に恋をしたイマドキギャルの物語です。

全1巻の4コマ形式なので読みやすいですね。

 

“ギャル”と“落語家”という一見対極にいるような人たちが、どう重なり合っていくのかは読んでいて楽しいです。

 

近年、ギャルが主人公やヒロインの作品が増えてきていますが、多分それってこの作品のように一見関係が無いというか遠そうなところにいる人たちだからこそ、導入にもってこいなのかもしれないからなのかもしれませんね。

 

この作品に出てくる演目は

  • 『まんじゅう怖い』
  • 『味噌豆』
  • 『宮戸川』
  • 『猿後家』
  • 『もう半分』
  • 『井戸の茶碗』
  • 『長短』
  • 『三年目』

いずれも今の時代なら、YouTubeなんかで比較的に簡単に聞くことができます。

 

物語の始まりのきっかけになった『まんじゅう怖い』は、なかでも今風に言うとポップな演目ですね。

頭からオチまで非常にわかりやすく練られたお話で、演じる側にも聞く側にも入門編として広く知られたお話です。

 

かくいう僕もこの数年で落語が好きになって、寝る前や作業BGMとしてよく聞いています。

6代目圓楽師匠の『死神』

小遊三師匠の『千早ふる』

月亭方正さんの『宮戸川』

なんかはオススメですね。

 

落語って実はすごく“教養”が求められるエンタメで、当時の文化とか風俗を理解する必要があります。

漫画『ちはやふる』の題材の、百人一首をはじめとする和歌なんかも知っていた方が、より楽しめる文化です。

 

こう書くとすこし敷居が高く感じられるかもしれませんが、同じ演目でも噺家さんごとの表現の違いや間の取り方を見るだけでもものすごく楽しめる作品になっていますので、ぜひこの作品を読んで落語聞いてみてください。こわくないですからね。

 

え?お前はなんかこわいものがないのか?ってそうですね。

 

僕はやっぱり

皆さんがこの記事をシェアしてくれるのが怖いですかね。

 

…おあとがよろしいようで。

 

ギャルが落語家に恋したら (まんがタイムコミックス)
著者:一色美穂
出版社:芳文社
販売日:2017-02-07

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