TOP > マンガ新聞レビュー部 > 女王様にカシズキたい…漫画『ヒメノスピア』に見る理...

人は『理想郷』を探し求めるものなのかもしれない。

 

孫悟空とお釈迦様はガンダーラを目指したモンキーマジックだし。

コロンブスは新しい大陸を目指して帆を張った。

 

人というものはいつの世も、”新しい何か”を探し求めなければいけない生き物なのかもしれませんね。

 

しかしそんな生き物の中でも弱肉強食はあります。

弱いものは淘汰され強いものに駆逐される。それの善し悪しには議論の余地を残すところではあるし、弱いものが頭を使って強いものを倒したり、夕暮れにさらに弱い者を叩くのかもしれない。

 

そんな中、今回ご紹介する漫画はこちら。

『ヒメノスピア』です。

 

ヒメノスピア 1(ヒーローズコミックス)
著者:村田真哉
出版社:ヒーローズ
販売日:2018-01-25
 

  •  

村田真哉センセイ原作で柳井信彦センセイが作画をされている作品です。

村田真哉センセイと言えば『キリングバイツ』を描かれてもいますね。

 

本作はあるきっかけで”女王の力”を得た主人公・園藤姫乃が、その力を使って巨大な敵と戦っていく物語です。

 

この姫乃ちゃん。

第一話冒頭では全裸にされ、校内を四つん這いで散歩させられるイジメの真っ最中という、中々衝撃的な場面での登場となります。

顔には親につけられた大きな火傷痕も有り、非常に薄幸な子なのが分かります。

 

そんな彼女が、ある日見たこともないような色の蜂に刺され、なんとそれを見たいじめっ子にその『蜂』のような虫を無理矢理食べさせられてしまいます。

桐谷さんもビックリです。生はヤバいよね生は。

 

 

しかしそれからというもの、姫乃ちゃんの身体に異変が生じます。

 

臀部の辺りから、鋭い針を持った尻尾のようなものが生え、それに刺された者は姫乃ちゃんへの愛情が芽生えてしまい姫乃ちゃんのことを『女王』として愛し敬うようになってしまうのです。

それまで彼女をイジめていた子たちは友好的になり、彼女のトラウマにもなっていた母親も人が変わったように、愛情を注ぎだします。

 

初めは戸惑い、この事実を隠そうとしていましたが、もちろんこんな力の事をお上が知らないわけはありません。

警察は姫乃ちゃんを逮捕した上で、研究材料にするよう、もし協力が得られないようならそのままSATSUGAIを目論みます。 

 

しかしこの『女王』に刺された人たち・・・より正確に言うと、女王に刺された“女性”達には特徴があり、針に刺された女性は『兵士』となり同じように鋭利な先端を持つ尻尾が生え、女王に仇なす者から女王である姫乃ちゃんを護ります。

たとえば姫乃ちゃんにイタズラをしようとした教師を、仲間が力を使い殺害してしまうなど。

 

その事件により、警察に目をつけられた姫乃ちゃんは窮地に陥りかけますが、覚悟を決めてとある事を計画します。

 

それは“力”をフル活用し、仲間を増やすこと。

 

警察vs姫乃を女王とした共同体。

この戦いの行方は?

そしてこの戦いの先に待っていたものとは?

 

最新刊第3巻も発売され、ますます風雲急を告げる本作。

ぜひご覧ください!オススメです!

 

ヒメノスピア (2) (ヒーローズコミックス)
著者:村田 真哉
出版社:ヒーローズ
販売日:2018-03-05
ヒメノスピア (3) (ヒーローズコミックス)
著者:村田 真哉
出版社:ヒーローズ
販売日:2018-09-05

 

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