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2018年8月10日(金)19:00-21:30、「バーチャルYouTuberキズナアイとupd8をビジネス面から語る」 イベントが開催されました。

upd8とは、キズナアイを始めとしたバーチャルYouTuber(以下、VTuber)をサポートするプロジェクトです。

 

 

このイベントでは、upd8を運営するActiv8株式会社の大坂武史氏と、漫画家・小説家・エンジニアなどクリエイターのエージェント会社コルクの佐渡島庸平氏に登壇いただき、VTuberの今後の展開やその運営、コミュニティづくりなど、ビジネスにまつわる観点でのトークショーをしていただきました。

 

本記事では、トークショーの冒頭20分の様子をお届けします。

続きが気になる方は、マンガ新聞主宰オンラインサロン「ネットマンガラボ」で、動画を視聴することができます。

 

大坂武史の略歴~キズナアイと出会う前の人生を振り返る~

佐渡島 Activ8(アクティベート)という社名の由来はなんですか?

 

※Activ8株式会社とは、文化領域(芸能・音楽・教育等)の中心にある”ヒト”=”タレント”をVRやAIなど技術を用い、仮想実在化し、理想的な社会づくりに貢献を目指す会社。大坂氏が代表を務めており、現在30名ほどの社員がいる。

 

大坂  活き活きと生きていけたらと思ってつけました。

 

佐渡島 起業したのは何年前になるんですか?

 

大坂  2年前ですね。2016年9月に創業しました。

 

佐渡島 なるほど。起業する前は何をしてたんですか?

 

大坂  ゲームやアニメのグラフィックの製作をやってまして、イラストや3Dを主体で製作していました。

 

佐渡島 フリーランスでですか?

 

大坂  一時期、個人事業主でしたけど、そういうことをやっている会社にも勤めていました。そのあと独立して起業しました。

 

佐渡島 そうなんですね。今日は大坂さんの人物像から聞いていきたいんですけど、出身はどこで、いつから東京に来られたんですか?

 

大坂  東北出身です。大学の時に初めて上京しました。

 

佐渡島 じゃあ、大学を卒業してすぐにデザインの道に進んだわけですね?

 

大坂  いえ、結構色んな業界にいるんですけど、最初はコールセンターや人材派遣をしている会社に新卒入社しました。そこには4~5年居ましたね。

 

佐渡島 その後はどうされたんですか?

 

大坂  WEBメディアの会社に半年ほど居て、その頃からずっと起業したいという考えがあったので、比較的自由にさせてもらえるデザイン系の会社に転職した感じですね。

 

佐渡島 デザインというのは元々できたんですか?それとも(転職先で)学んだ感じですか?

 

大坂  全くできないです(笑)転職先は、ゲーム業界のなかのデザイン系の会社だったんですけど、僕は営業職だったので企業相手にずっと営業してました。

海外にスタジオを持ってる会社だったので、クリエイターは常に揃ってはいたんですけど、日本のデザインはイラストとかが独特なので、それに対応できるクリエイターをまず集めるところから始めました。

 

佐渡島 起業は一人でされたんですか?

 

大坂  そうです。

 

佐渡島 自分自身の技術的な部分はどうだったんですか?いきなり3Dを動かしたりとか作ったりできたんですか?

 

大坂  今も全くできないです(笑)ずっとビジネスサイドの人間ですね。

 

左:大坂氏 右:佐渡島氏

佐渡島 そうなんですね。ずばり、起業して一発目にすぐやったことはなんですか?

 

大坂  コワーキングスペースの登録から始まりましたね。去年の5月か6月まで(コワーキングスペース)やってました。

 

一同  (笑)

 

佐渡島 たった一年で激変しましたね。

 

大坂  そうですね。社員も30名くらいいるので。

 

佐渡島 採用大変じゃないですか?

 

大坂  すごい勢いでやってます。興味があればぜひきてください(笑)

 

佐渡島 ほんとすごい勢いでやってますよね。採用関係も全部一人でされているんですか?

 

大坂  今は基本一人ですね。でも先月から人事担当が入ってきて、ようやく他のメンバーにも手伝ってもらえるようになってきました。

 

キズナアイを徹底分析~ファンを虜にする彼女の魅力とは~

佐渡島 そろそろ本題に入って、キズナアイさんについて聞きたいのですが、出会いはなんですか?今の仕事としてはキズナアイさんというタレントのマネジメントですよね?

 

大坂  そうですね。主にキズナアイさんをビジネス面でサポートさせていただいてます。

 

佐渡島 VTuberをマネジメントすることを思いついたきっかけは?

 

大坂  2016年12月1日にキズナアイさんと出会ったことがきっかけですね。でも実を言うと、その前から友人とアニメとかのキャラクターが同じ世界にいたらいいよねっていう話をしていて、そんな中初めて彼女の動画を観て「神が降りてきた」と思いました(笑)

 

 

佐渡島 改めてみるとどう思いますか?

 

大坂  ジーンとしますね。

 

一同  (笑)

 

佐渡島 この動画を出した当時、技術的な面ではどれくらい難しいことだったんですか?

 

大坂  今もそんなに変わってないんですけど、難しさで言ったらそこまで難しくはないですね。

 

佐渡島 そうなんですか。でも、かなり滑らかに動いていますよね。

 

大坂  そうですね。企業さんでVTuberをやってらっしゃる会社さんはモーションキャッチャー、いわゆるVRのリモコンなんかを使ってかなり低価格で手軽に作成されていますし、特段複雑なものではないです。

 

佐渡島 (動画)投稿後、チャンネル登録者数があっという間に20万人ぐらいまで増えたんですよね。

 

大坂  そうですね、最初の1ヶ月ほどはじりじりと。でも、一ヶ月後にアカウントが停止し、バーチャルニートになってしまったんですけども(笑)

 

佐渡島 (アカウント停止の理由は)なんでですかね?

 

大坂  原因は不明ですね。特に動画に問題はなかったんですけど、(YouTube上で)たまにあるみたいです。その間は動画投稿できませんでしたが、3ヶ月目にアカウントが復活した時には一気に登録者数が毎月10、20万人と増えていきましたね。

 

佐渡島 キズナアイさんのなにがそんなに人気なんですかね?どんな攻め方を?

 

大坂  (彼女の意図としては)俯瞰してみるとただのアニメっぽいと思われがちなんですけど、実際それは違うという線引きがあるところですかね。あと人間のYouTuberと同じように活動して「私はここに居る」というこだわりを持っていたところだと思います。特に徹底していたのは、YouTuberと同じ行動をするということ。毎日動画を投稿することを大事にしていましたし、人気のYouTuberさんの動画を真似て作ることはやってましたね。

 

佐渡島 どんな部分を勉強、真似してたんですか?

 

大坂  ネタや、編集、テロップの出し方などの基本的な部分を磨いて、テンポよく見せる部分は勉強したと聞いてます。

 

佐渡島 YouTuberとVTuber、同じ動画を作るのにかかる時間はどの程度違うものなんでしょうか?

 

大坂  よく企業さんから聞くのは、個人のYouTuberは1~3日位なんですけれども、VTuberはその3~4倍ですかね。でもYouTuberもVTuberもライブ配信だと変わらないみたいです。

 

佐渡島 どんどん人気が出ていく中で、ファンが一番楽しんでいる部分はなんですか?

 

大坂  やはり、毎日彼女の新しい姿が見れるところだと思います。キズナアイに関してはYouTube以外でも、毎回色んなことにチャレンジしているので。

 

佐渡島 例えばなんですか?

 

大坂  最近だとアニメの声優をやらせていただいたりとかですね。

 

佐渡島 だいぶシュールですね(笑)

 

大坂  あとは写真集を出させていただいたりとか。

 

佐渡島 画集じゃなく写真集なんですね(笑)

 

大坂  生身の方も加工されてますからね。

 

一同  (笑)

 

佐渡島 そういったイベント的なものをYouTube上で告知すると、ファンの方々は盛り上がってくれるんですか?

 

大坂  盛り上がってくれますね。特に彼女はYouTubeだけでなくSNSを5つぐらい運用しているんですよね。Twitterなんかは当初からやっていて、最初にバズったのも海外の方が(Twitter上での)投稿をシェアしてくださったのがきっかけでした。複数のSNSをまたがって色々と(ファンの方々が)情報共有してくれている感じですかね。

 

キズナアイTwitter(@aichan_nel

 

一流VTuber・キズナアイのこだわりとは?

佐渡島 今ってどんどん中国などから新しいVTuberが生まれてきてますけど、ライバルとの差はなんですか?

 

大坂  本人はライバルと思っていないようです。でも、キズナアイのような可愛い容姿のVTuberが増えていくなかで、一番初めにやっているっていうのが大きな特徴ですね。
実際に周りから親分親分と慕われていて、彼女自身にも責任感が生まれてきたみたいで一番最初にやるんだみたいな積極的な姿勢が伺えます。

 

佐渡島 新しいタレントの発掘って大変じゃないですか。出てきて人気が出たタレントでさえも人気を保つのは一苦労。そのあたり今後や大坂さんなりのマネジメント方針はありますか?

 

大坂  やっぱりチャレンジしていくこと。なによりも一番最初にバーチャルな存在としてVTuberを名乗った部分もあるので、そもそものチャレンジ精神が彼女の一番の強みだと思っています。あとはボーダレスに彼女が活躍したがっているので、失敗してもいいから目標を掲げ続ける部分や頻度などの接触機会を増やしたいとも思っています。


佐渡島 うちも漫画のマネジメントをやってて、『宇宙兄弟』の小山先生にある商品のタイアップのオファーが来たことがありました。でも、主人公・ムッタ(南波六太)のキャラとして無理のないものだけをやりたい、というこだわりがあったので、オファーは断りましたね。

そういう彼女にとって絶対やらないと決めているものやこだわりはありますか?

 

 

大坂  人を傷つけないことです。また彼女が意識している部分として、自分は未来の世代だから人々に夢・希望を与えるなどといったことを積極的に取り組んでいます。それでいて、オファーを受けた際に(彼女のなかで)整合性がとれていれば仕事をするというスタンス。そのスタンスに合致すれば、仕事を受けるとはよく口にしています。まぁYouTuberなので、動画配信の広告収益や出演料などでご飯を食べていくのが彼女のスタイルですね。

 

 

以上が、本イベント「バーチャルYouTuberキズナアイとupd8をビジネス面から語る」の冒頭20分間で語られた内容でした。

続きが気になる方は、マンガ新聞主宰オンラインサロン「ネットマンガラボ」で、動画を視聴することができます。

 

他にも、7月23日(月)に開催された「マンガを最強のメディアにするには?」堀江貴文×谷口マサト対談の様子なども見ることができます。

 

 

ネットマンガラボ 会員募集のお知らせ!

ネットマンガラボとは、NewsPicksComicレーベル編集長・堀江貴文やコルク・佐渡島庸平、ほかネットマンガの最前線にいるフェローや参加者とともに、ネット向けマンガで参加した漫画家や、面白いことをやろうという会員制のオンラインサロンです。
企画やプロモーションなどをみんなで行い、外部の出版社などと協力して出版まで行うことをサロンの中心として活動しています。

 


サロンに入会すると、毎月開催されるイベントに無料で参加できることはもちろん、過去に実施したイベント動画もすべて見ることができます。

 

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