TOP > マンガ新聞レビュー部 > 全裸でオリンピック!『オリンピア・キュクロス』から...

皆さんは運動をする時、

服を「着る派」or「着ない派」どちらですか?

 

水泳などは別として

普通は服を着て運動をすると思いますが、

古代オリンピックでは不正防止のために

全裸で競技をしていたと伝えられています。

 

ちなみに、私は以前

弊社サイバーコネクトツーの代表・松山から

“お前寝る時に服とか着るの?ダサっ”

と、説教されたことがあります。

 

松山は、寝る時に限らず

人前で裸になることに対して

何の恥じらいも無い男なのですが、

公衆の面前でやってしまうと

逮捕されて会社が無くなるので

さすがにそこまではやらない……はずです。

 

 

しかし、もしも

運動会やお祭り、競技大会といった

大勢の人が集まっている場所に

突如<全裸の男>が現れたら

一体どうなってしまうでしょう……。

 

そんな<まさかの展開>が楽しめるのが

こちらの作品です。

 

オリンピア・キュクロス 1 (ヤングジャンプコミックス)
著者:ヤマザキ マリ
出版社:集英社
販売日:2018-07-19
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タイムスリップコメディの大ヒット作、

『テルマエ・ロマエ』の

ヤマザキ マリ先生の最新作です。

 

紀元前400年頃のギリシャ――

 

壺絵師見習いの主人公の青年は、

周りから<草食系オタク>と

バカにされていたが、

実は人より運動神経が優れていた。

 

結果、イザコザが起こるたびに、

解決手段(競技)の選手に

選ばれてしまうのだが、

青年は争うことが大キライ。

 

一人、甕に入って悩んでいると

そこに空から雷が落ちてきて、

現代(昭和)の日本に

タイムスリップしてしまう。

 

そこで青年が見たものとは……。

 

本作の見どころは、

古代と現代における運動や競技会

そして選手や観客の<対比>です。

 

■古代

・勝たなければ意味が無い

・敗者に非難を浴びせる観客

 

■現代

・一位じゃなくても意味はある

・選手を見守る人々が温かい

 

主人公は自分がいた殺伐とした時代と違い、

運動や競技会を楽しんでいる

現代の人々を見て

カルチャーショックを受けます。

 

そのリアクションの1つ1つが純粋で、

見ていてニヤニヤしてしまいます。

 

 

また、古代ギリシャでは

運動は全裸でするのが正しいルール

であるため、

落雷のタイミングによっては

全裸でタイムスリップしてきます。

 

その、全裸のギリシャ人と昭和日本の

構図がとてもシュールで、

1964年の東京オリンピックに

主人公が乱入してくる話は必見です。

 

 

……といった感じで、

現代に来るたび

運動や人々に感銘を受けた主人公は、

その後、古代に戻ってから

運動や競技会のスタイルに

改革をもたらしていくのです。

 

なぜ人は一生懸命に運動をするのか?

そして、

なぜ人はその姿に感動を覚えるのか?

 

来たる

2020年の東京オリンピック

に向けて、

古代と現代を行き来する

主人公と同じ目線で、

皆さんも一緒に、その答えを

探してみてはいかがでしょうか。

 

 

オリンピア・キュクロス 1 (ヤングジャンプコミックス)
著者:ヤマザキ マリ
出版社:集英社
販売日:2018-07-19
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