TOP > マンガ新聞レビュー部 > もしあなたに性別がなかったら誰を好きになりますか?...

2018年5月14日。『ばらかもん』や『ヤンキーショタとおねえさん』など、数多くの話題作が連載されているガンガンONLINEで、超話題沸騰作が登場しました。

 


あらすじ

この世界において、ヒトは幼少期を性別のない身体のまま過ごす。
そして12歳を迎える頃、自分がなりたい性へと次第に身体が変化していき、14歳になるころには男性か女性へと姿を変えてゆく。それがこの世界の普通だった。
しかし主人公・ひなせは、男でも女でもない、18度目の春を迎える。

(C)Tsumuji Yoshimura/SQUARE ENIX

衝撃的な世界観の説明から始まる本作『性別「モナリザ」の君へ。』
吉村旋先生が描く繊細な絵柄により、受験や恋愛に悩む高校3年生の等身大の生活が繰り広げられている漫画だ。

 

なぜ作品タイトルに「モナリザ」が含まれているのか?
その理由は第一話に描かれているためぜひ読んでいただきたいが、この漫画内で、ダ・ヴィンチはモナリザに「両性具有」の美を込めたのではないかという説が説明されている。

両性具有とは、男性・女性両方の性を備えた存在。まだ性別がない主人公・ひなせのことなのではないかと思わせる部分もあり、話が進むうちに様々な考察が飛び交いそうなテーマとなっている。

 

今後の連載で特に注目したいのは、ひなせと幼なじみ2人の関係性。

ひなせには、美大を目指す男の子・しおりと、テニスの部活動にいそしむ女の子・りつという2人の幼なじみがいる。
すでに男女に性別を変えている2人は、成長しても変わらずひなせと行動を共にしていた。

 

しかし、第一話でこの3人の関係性は一変。ただの仲が良かった友達から、実はしおりもりつも、ひなせのことを好きだった事実が判明する。

(C)Tsumuji Yoshimura/SQUARE ENIX
(C)Tsumuji Yoshimura/SQUARE ENIX

対照的な2人からの告白に、ひなせはどう答えるのか。今後の展開が見逃せない!

 

また、この作品内では、特に性別を感じさせるシーンに"水色"が着彩されているのも特徴的だ。
ひなせの瞳は常に鮮やかな水色だが、しおりやりつは性による感情が強く現れる場面や、ネクタイ・リボンといった男女性特有の持ち物に色が灯り、どうしても意識させられてしまう。

 

WEB連載ならではの表現法に、心揺さぶられることも多い本作。名前も男女どちらでも通じる名前しか出てこない世界観の徹底など、読み応えのある作品になりそうだ。

次回更新は2018年5月28日(月)とのことなので、今からでもぜひ気になった方は読んでみてほしい。
 

>>ガンガンONLINE『性別「モナリザ」の君へ。』ページはこちら

 

マンガ新聞編集部

 

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