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世界はハッピーエンドでできている (1) (MFC comicoシリーズ)
著者:下西屋
出版社:KADOKAWA
販売日:2017-12-22
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まず最初に。

この漫画、なぜかフルカラーです。

4コマ漫画でフルカラー。

時代ですねぇ。comicoで元々連載しているものだからなんですけれども、単行本化するとやはりコストがかかるようで160Pで780円+税。

紙から入ると、「なんでこんなに気合い入れてフルカラーなんだ?」と思っちゃいますが、このプライスでも「なるほど!」と思わせる旨味とおかしみがこの作品にはあります。

 

というのもこれだけAUが童話大喜利をやりつくしている中で、そこに真正面から果敢に挑んでいる童話大喜利4コマ漫画なんです。

しかもかなりの精度で「一本!」をとってくる凄腕で。

 

出てくるキャラたちはこじれにこじれた童話キャラたちで、本当にクセが強い。

鬼退治をするために法律を学び「正義」の概念に苦悩する桃太郎。

三匹の豚の住宅のもろさを気にするリフォーム業者のオオカミ。

二次元萌えがどうしても止められず「!?」の記号にすら萌えが暴走するかぐや。

その暴走している時のセリフの文字数が小さいのなんの。

 

一つのベースとなる話があってそれをどう調理するか。

そういった技のオンパレードをあますところなく贅沢に連発しまくり、あげくのはてにキャラに愛着を感じさせるところがあったりする。

そうなるとやはりその愛着にこたえる意味でフルカラーなわけで。

ぜひ、IPPONグランプリを見る時のような気分でこの漫画を楽しんでいただきたい。

 

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