TOP > マンガ新聞レビュー部 > 元女教師の人妻が昔の教え子と…『落日のパトス』

背徳と道徳の狭間で少しずつ狂ってゆく関係

みんながみんなそうだ、とは言わないけれど、エッチなことにほとんどの人が一度は興味を持つと思うんですよ。

 

なにせこれだけアダルトコンテンツやアダルトサービスが世に溢れてるんだから、それだけ求められているのは間違いない。

 

異性だろうが同性だろうが、パートナーになったり、なって欲しいという恋心を持つと、心だけじゃなく身体も繋がりたいという純粋な欲も出てくるし、エッチな行為そのものがあまりにも強い快楽だから、恋とか愛とかって心の繋がりはなくてもその快楽の虜になってしまう人だって多いですよね。

 

むしろその境界線、つまり恋とか愛とかって気持ちの繋がりの先にある行為なのか、それとも快楽に囚われた肉欲が先にあるのか、という、真逆なのにとても曖昧な線引きのそのちょうど線上でグラグラ揺れているのが、この作品の主人公のふたり”秋(あき)””真(まこと)”です。

 

偶然の再開から始まる秘めゴト

独身彼女ナシの漫画家の卵・藤原秋

そんな彼の部屋の隣に引っ越してきたのは高校の時の恩師であり片想いをしていた仲井間真だった。

久しぶりの再開には無邪気に喜ぶが、は昔保健室で眠っていた真の胸を触ってしまったという罪悪感に苛まれ、そのせいでのことばかり考えてしまう。

 

そんな夜、突然隣の部屋から聞こえてきたのは、まさかのの激しい喘ぎ声。

そう、彼女は結婚し、人妻となっていたのだ。

その声に欲望を抑えられなくなったは、こっそりと夫婦の営みを覗き見る。

の目には憧れの先生のあられもない姿が焼き付いた…

(C)艶々(秋田書店)2015
(C)艶々(秋田書店)2015

の方も、自分の恥ずかしい声が全ての部屋に筒抜けになっていたことに気付き、羞恥心でいっぱいになるが、

(C)艶々(秋田書店)2015

自分を変態だと蔑むに、もその声を聞いて自分で慰めていたと告白したことからやがてふたりの関係は少しずつ変わっていって…

(C)艶々(秋田書店)2015
(C)艶々(秋田書店)2015

純粋さといやらしさの共演(嬌艶?)がたまらない

はおそらくに今でも強い恋心を持っているんだと思うし、のアシスタントに嫉妬したり独占欲を垣間見せるんで、のことが好きなんだと思うんだけど、なにせも性欲がとんでもなく強いんで、いろんな言い訳だので取り繕いながらもすぐにエッチなことが始まってしまうんですよ(笑)

 

だから、本当にこのふたりって恋とか愛とかから求め合ってるのか、元教師と教え子、隣に住んでいる人妻と青年といった背徳的な不倫行為の快楽に狂ってきてるのかが全然わからない(笑)

 

まだいわゆる本番的なことはしてないけど、話数が進んでいく度にどんどん行為がエスカレートしていってるので、艶々先生の絵や表現のエロさもあいまってただでさえヘタなエロマンガよりそうとうエロス度が高いし、このいろんな意味でモヤモヤさせられる作品から気付いたら目が離せなくなっちゃいました。

 

このふたりの関係がこれからどう変わっていくのか、楽しみでしょうがないので、誰か僕とこのモヤモヤする気持ちを共有してください(笑)

 

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落日のパトス 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
著者:艶々
出版社:秋田書店
販売日:2015-08-20
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