TOP > マンガ新聞レビュー部 > 『美味しんぼ』における山岡士郎が残した功績について...

常々思ってるんですけど、『美味しんぼ』の主人公『山岡士郎』が作中で残してきた功績って結構凄くね?って話です。

 

作品タイトルを知らない人はいないと思うんですけど、『美味しんぼ』は1983年に『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載をスタートし、1987年には第32回小学館漫画賞の青年一般部門を受賞した。
過去には、テレビドラマ版では唐沢寿明や松岡昌宏が、劇場版では佐藤浩市が、主人公・山岡士郎を演じている。(有名な余談だが劇場版の際の海原雄山役は故三國連太郎で、作中同様実の親子共演となっている)
もちろんアニメ化だってされているし、主にインターネットで有名な「あんきも・・・あんきも・・・」のシーンがある。

 

ファミコン化もされているし、有野課長が『ゲームセンターCX』で挑戦したりもしている。

 

 

若い世代の人の中にはちゃんと読んだことがなくて、インターネットでみたデマや、ガセや、福島の悪評を流したり、「とにかくトミー(富井副部長)の酒癖がひどすぎだろう」みたいなネガティブな意見が多く見られるから、結構誤解をされていると思う。

まぁ長く続いてるので、間違うこともあるじゃん?いいところも見ようよ!ってことで山岡士郎が作中でどんな功績を残したかを振り返りたいと思います。

 

と、その前に山岡士郎の基本的なスペックを簡単にご紹介します。

 

山岡士郎→日本でも最大手の新聞社、東西新聞社文化部の社員。遅刻・欠勤は当たり前、さらにギャンブル(特に競馬)に精を出すいわゆる典型的なグータラのダメ社員。

しかしながら彼の実父は稀代の陶芸家にして画家、書家で高名な美食家でもあり
会員制超高級料亭『美食倶楽部』を運営する海原雄山。

 

山岡自身は、その父・海原雄山が芸術を追い求めるため、母を死に追いやったと深く雄山を憎んでいます。

そのため山岡士郎は実家を出て母方の姓を名乗るのですが、実家を出る際に雄山の作品の多くを壊して出てしまいます(被害額は推定うん億円)

 

あれ?山岡士郎にこの時点で功績とか無いような・・・

 

気を取り直して続けます。深く父を憎む山岡だが血は争えず、芸術に対する審美眼や料理に対する知識や技術は時に雄山をしのぐ程の才能も見せつけます。

作中の中ではそんな山岡士郎も結婚をし、一児どころか三児の子をもつ父親になります。奥さんはもちろん第一話からのパートーナーの栗田ゆう子です。

 

以上がざっくりとした山岡士郎のスペックですね。それでは先に進みましょう。

ただ現時点で112巻あるものなので、今後何回かに分けて紹介していきます。これが出てくるときはネタに詰まってると思ってください。

 

で、作品の基準は文庫版で進めていきます。ご了承ください。

①山岡士郎、会社を救う

第四話『平凡の非凡』にて初めての功績が確認できます。この会にはAAとかで、鮎を咥えてる姿がなじみ深い京極さんが初登場して話の終わりに「あんた、海原さんとこの息子さんと違うか?」と実に余計な一言を付け加えます。

 

この話のあらすじは、京極さんが所有する美術品を東西新聞社企画の美術展に貸してもらえるということで、京極さんを料亭で接待したは良かったものの、接待先の料亭は代替わりで味が落ちており、そのことに激怒した京極さんをなだめるために、あえて山岡がケンカを吹っ掛ける山岡という話。
その後山岡は、レギュラーキャラになるホームレスの辰さんに聞き込みをし、これまたレギュラーキャラになる岡星さんのお店に京極さんを招待し、そこで心のこもった料理を食べさせご機嫌を治してもらいハッピーエンドとなります。

 

そうですね、普通に考えたらこれ会社のイベントが一つ吹っ飛ぶくらいのトラブルですよね。
事業部がやらかしてるので山岡さんとこは関係ないんですが、このピンチを見事に救済し億万長者であり美術品蒐集家との末永い付き合いを形成してますからね。

なんなら昇進してもおかしくないケースです。

 

一巻は他にも海原雄山登場回で料亭を救ったり(出汁が不味いというだけで何度も作り直させたりしてるところに助け船を出し、満足させるも、このとばっちりで東西新聞社主は美食倶楽部を退会させられている)

デパートの生鮮品に文句をつけ売り方そのものを変えさせた挙句儲けさせたり、認知症の栗田ゆう子のおばあちゃんを元気にしたり、他社の社長が腕自慢するために呼ばれた会食の席で「美味しくない」と言い放つ空気の読めない子どものために処罰必死だった父親を救ったりとしてます。

 

山岡士郎恐るべしです。一巻ですよ?まだ触りの部分ですよ?しかも二巻以降は人助けどころか、恋のキューピッドぶりを

如何なく発揮しだします。山岡士郎の大活躍奇譚今後もご期待ください。

 

其の二予告。次回『山岡士郎の人助け編』よろしくお願いします。

 

 

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