TOP > マンガ新聞レビュー部 > オジサンが読む漫画だと思ってたら大間違い。若人にこ...

私と『黄昏流星群』との出会いは自宅のトイレの中であった。

トイレの中はすこぶる暇なので、暇をつぶすべく

父親が置いたであろうその漫画を手に取り、読み始める。

 

ふーん、どれどれ。 面白い。(1話を読んで確信)

黄昏流星群(1)【期間限定 無料お試し版】 (ビッグコミックス)
著者:弘兼憲史
出版社:小学館
販売日:2018-02-16
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当時15歳。決してティーンを意識していないはずの『黄昏流星群』に、なぜこんなにも心惹かれるのか・・・

トイレの中で読んでると一生外に出られないので、トイレから持ち出して外で読み始めるようになる。

 

すると姉から

「ちょっとー!黄昏流星群持って行ったのだれー!!」

と怒られる始末。

誰も口にはしなかったが、実は家族全員読んでいた。

父親はニヤリとしていたに違いない。

 

それから私はコンビニに行くたびに漫画コーナーに行っては『黄昏流星群』を手に取るようになる。

一緒にいた友達は決まって「何読んでるん?(怪訝な顔)」だ。

 

若者視点で何がそんなに面白いのかと言われると迷ってしまうが

この漫画によくありがちなストーリーとしては、男性と女性がいて、何か不思議なことが起こって、どう生きる?どう選択する?という

藤子・F・不二雄先生のS(少し)F(不思議)作品のようにも感じられる。

人間らしい生き方や感情がよく表現されており、

弘兼先生お得意の不倫描写も、いわば選択の一種として描かれているし、一人の人間の“人生の一部”に過ぎない。(行いに良いも悪いもない。)

読んでいて普通に同情したり、共感して泣くこともある。(15歳のときは泣かなかったが、27歳の今では普通に泣く。それは単なる歳のせいだが)

今となってはこうだから、こう面白い!と解説できるが、当時は何も考えず普通に面白いと感じていたからすごい。

 

オジサンが読む漫画と敬遠しないで、一人でも多くこの作品に触れてほしい。

若人こそ、人生の教科書として読んでみてもよいのではないかと思える作品である。

 

 

あと、全国のコンビニさんはトイレに『黄昏流星群』の第1話試し読みの冊子を作って置いておくことをオススメしたい。

「続きが読みたい方は漫画棚からご購入ください!」の一言で

漫画の売り上げは200%上がること間違いなしだ。

 

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私も、黄昏流星群を若い頃こそ読んでいたのですが「老いらくの恋」が教えてくれる人生の細やかな機微が、人格形成に沢山の影響を与えたように思うのです。素敵な作品です。

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