TOP > マンガ新聞レビュー部 > マンガ新聞大賞2017第1位!『約束のネバーランド...


2016年から週刊少年ジャンプで連載され、今年1月に最新刊7巻が発売された『約束のネバーランド』。
当メディア主催、
「マンガ新聞大賞2017」で多くの支持を得て大賞を受賞!
その他複数の賞に選ばれており、今期最注目作品といっても過言ではない。

 

今回はそんな『約束のネバーランド』をまだ知らない人に向けた作品紹介や、評価されている"おもしろさ"について、マンガ新聞編集部がお届け!

『約束のネバーランド』とは?

約束のネバーランド 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
著者:白井カイウ
出版社:集英社
販売日:2016-12-16
  • Amazon
  • Amazon

 

毎週月曜日発売、週刊少年ジャンプ(集英社)で大人気連載中の作品。「約ネバ」「ネバラン」と略され、連載当初から「DEATH NOTEにつぐ頭脳・心理戦作品」「ジャンプらしくない新連載」として注目されていた。ジャンルはダークホラー・サスペンスにカテゴライズされている。

「ジャンプらしくない」命がけの「脱獄」物語

物語はとある孤児院-GF(グレイス=フィールド ハウス)-で暮らす子どもたちが、幸せな生活を送る場面から始まる。
母と慕う"ママ"。血はつながっていないが、とても大事な38人の兄弟たち。最年長のエマは、施設-ハウス-を"家"だと思い、"家族"を大切に想っていた。

 

しかし、子どもたちの当たり前の日常は一転!たった一つの事実が「現実」を覆す。
楽園だと思っていた施設は、実は子どもたちを監視するための「監獄」だった!
目を背けたくなるような事実と向き合い、「戦略」を駆使して敵から逃げる"脱出劇"が幕を開ける!

 

第1話5ページ

 

キャラクター紹介

■孤児院最年長、フルスコア3人組

 

エマ【エマ】
明るく活発、誰よりも家族を大事に想う女の子。抜群の運動神経と驚異的学習能力を持つ。ノーマンと共に衝撃的事実を目撃し、一時は取り乱すも"家族全員で生き残る方法"を考え抜く。
 
ノーマン 【ノーマン】
鬼ごっこでは戦略を駆使してエマに勝つほど、断トツの頭脳を持つ天才。エマと共にショッキングなシーンを目の当たりにするも、冷静沈着に状況を分析・整理し、次のアクションへと皆を導く。
 
レイ 【レイ】
天才ノーマンと唯一互角に渡り合える博識・知恵者。「策士」と称されるに値し、冷静で的確。常に先を読んで最善の判断を下す。エマとノーマンに状況を打ち明けられ、脱出するための仲間になる。
 

■その他登場人物

 

コニー 【コニー】
物語冒頭で里親が見つかり、孤児院から巣立つ。夢は「大人になったらママみたいな"お母さん"になること」。ママにつくってもらった、うさぎのぬいぐるみを大事にする心優しい少女だが、待ち受けていたのは残酷な運命だった。
 
ママ 【ママ】
GFで母親代わりをしており、子どもたちからは"ママ"と呼ばれ、慕われる。しかしその正体は、子どもたちを監視・管理する"敵"だった。
 
鬼 【鬼】
想像上の生き物として語られてきたが、実は施設の外の世界に"存在"していた。種類は多種多様、人語を話す知能を持つ鬼もいる。
 

『約束のネバーランド』見どころ

■子どもたちが送る、当たり前の日常

 

施設の敷地は広く、近づいてはならない場所が2つある。外へと通じる「門」と、施設を囲う大きな森の「柵」の向こう側
まるで何かに"守られている"かのような施設の中で、子どもたちは、毎日朝6時に起きて朝ごはんを食べる。


フカフカのベッド・おいしいごはんまでは、ごく普通の楽しい大家族にも通じる部分があるが、その中でもひとつ、異様な光景がある。
それは"将来のために""自分達のために"行う、「毎日の勉強」。

 

毎日の勉強

 

この中でエマ・ノーマン・レイは毎回フルスコア(満点)を叩き出しており、3人ほどのレベルが揃うのは、ハウス史上初だと言われている。
 

一見「毎日の勉強」は、子どもたちが里子に出された後のことを考えての行事に思える。
しかしその実態は、
子どもたちの頭脳をランク付けし、上物を見極めるためのテストだった!

 

■衝撃的事実!施設の外にはびこる"食人鬼"の存在

 

施設での暮らしは永遠ではなく、12歳までには皆里親を手配され、巣立っていく。
施設を出た兄弟達は誰一人、手紙の一通も寄越さず、子どもたちは「施設のことを忘れるほど楽しい世界が外には待っている」と思っていた。
 
そんな中、一人の少女・コニーが施設を旅立つことに。別れを惜しんだのもつかの間、コニーは大事にしていたうさぎのぬいぐるみを持っていくのを忘れてしまっていた。
 
エマとノーマンは、ママには内緒で後を追い、「門」までぬいぐるみを届けることに。そこで少女は、変わり果てた姿となっていた―…。

 

約束のネバーランドp41

約束のネバーランドp52

 

言葉を失うエマとノーマン。とっさに聞こえた声に身を隠すと、その場に現れたのは、想像上の生き物だと思っていた「鬼」!

 

約束のネバーランドp4445

約束のネバーランドp47

 

鬼は人語を使い、「旨そうだなァ」と言いながらコニーを容器の中に入れた。

「門と森の奥の柵へは危ないから近寄ってはだめよ」と言っていたママは、これを知っていたのか?鬼から子どもたちを守ろうとしていたのか?
様々な考えがめぐるなか、信じられない台詞が鬼の口から飛び交う。

 

約束のネバーランドp48

 

約束のネバーランドp49

 

そしてエマとノーマンは、この世界の衝撃の事実に気づく。

 

p50

 

 

■たったひとりの大人"ママ"の裏切り

 

自分達が食べられるために生きてきた"食料"であることを知った二人。鬼たちが「農園」という場所を運営し、子どもたちを"育ててきた"のは、たったひとりのママ。

きっと読者の多くは、次の展開を予想するも、信じたくなかったにちがいない。

 

約束のネバーランドp51

 

ママは"敵"であり、上物を育てるための飼育・監視員だった!

 

■今後も目が離せない!圧倒的展開

 

ノーマンは絶望するエマに、「逃げよう」と言う。
頼れる大人はいない。あの化物たちからどう逃げるのか、「戦略」を駆使し、考え抜く、
命がけの鬼ごっこが始まる。
 
『約束のネバーランド』の第一章は、施設からの脱獄編。高い塀に隔離された"箱庭"から、ママを欺き、逃げるための戦い。しかし脱走を企てるエマとノーマンに、ママの魔の手が忍び寄る。
 
身体のどこかに埋め込まれた"発信器"の存在。「誰であろうと逃がさない」明確に突きつけられたママからの『宣戦布告』。

 

約束のネバーランドp87

 

"親"でも"人間"でもない"鬼-敵-"。
その手強さを物語る、背筋が凍る印象的なシーンを紹介したい。
 
ママは脱走をしようとしている子どもが誰かわかっていない。そう仮定し、なるべく普段通りを装うエマとノーマン。

 

約束のネバーランドp98

 

今は亡きコニーの絵。剥がされた後の壁を見ていたエマが顔を上げると、そこには―…思わず息を呑むような、"ママ"の表情があった。

 

約束のネバーランドp99

約束のネバーランドp100

約束のネバーランドp101

 

恐ろしい敵から、子どもたちは逃げることができるのか?施設の外に出たあと、一体どんな現実が待ち受けているのか。
2018年1月現在、物語は第二章に突入しているも、おもしろさは衰えることを知らない。
生きるか死ぬか、先の展開が読めないスリリングな状況が続く本作。
ぜひ一度、この機会に読んでみてほしい。

 

 

また、『約束のネバーランド』が大賞を授賞した「マンガ新聞大賞2017授賞式」を、2018年1月19日(金)19:00から開催!

 

BOOKLABTOKYO
渋谷「BOOK LAB TOKYO 」にて

申込はこちら→https://peatix.com/event/334787/

 

当日は、マンガ新聞レビュアーである堀江貴文・若者と社会をつなぐ支援NPO「育て上げネット」理事長工藤啓が登壇し、『約束のネバーランド』についてトークを繰り広げる。
 

参加者の方には、白井カイウ先生・出水ぽすか先生からいただいた、受賞コメントや色紙イラストも公表予定のため、足を運んでみてほしい。

 

マンガ新聞編集部

 

最新情報や近況を報告中!Twitterもフォローお願いします!

マンガ新聞編集部:@manga_shinbun

マンガ新聞レビュー部:@mangahonz

この記事に類似する記事

▶マンガがお得に買えちゃう情報満載!

人気のコメント

毎話新事実が発覚して、驚きがあって、第1話からハマってしまった作品! 授賞式も、もちろん行きます!

新着コメント

ログインして
すべての人気のコメントを見る

ご自身のTwitter、Facebookにも同時に投稿できます。

《マンガ新聞》公式レビュアーの方はログイン
 ※新規ゲストのログイン機能は準備中となります

利用開始をもって
《利用規約》《個人情報の取扱について》
同意したものとみなします。
ログインメニューに戻る
ログインメニューに戻る
パスワードを忘れた方は
《パスワード再設定》を行って下さい。
ログインメニューに戻る