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無気力男の裏側は激情?漫画『来世は他人がいい』の翔真と吉乃、中学時代の物語『二人は底辺』発売!

「次にくるマンガ大賞2018」のコミックス部門で、見事第一位を受賞した大注目作『来世は他人がいい

 

私も第一巻発売当初「これはおもしろい!ヤクザもので、しかも殺伐とした恋愛…?なのかこれは…!?」と思いながら、レビューを書きました。

 

>>『来世は他人がいい』最大の魅力、”霧島”のサイコパス加減について語る!

 

来世は他人がいい(1) (アフタヌーンKC)
著者:小西 明日翔
出版社:講談社
販売日:2017-11-22

 

自分が推していた作品が一位を受賞し、喜んだのもつかの間!

そろそろ寝ようかなと思ってアイスを食べていた8月24日(金)23:00の私に、大ニュースが舞い込みました。

 

実は現在雑誌「アフタヌーン」で連載中の『来世は他人がいい』ですが、その連載が始まるよりも前に、別の雑誌で読り切りが掲載されていました。

 

その名も『二人は底辺』

さすがに出版社も違うし、読み切り短編だし、コミックス収録なんかもないんだろうな~と思っていたこの漫画が、Kindleで発売されたのです!!

どあーっ!嬉しすぎる!

 

二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)
著者:小西 明日翔
出版社:一迅社
販売日:2018-08-24

 

『二人は底辺』には『来世は他人がいい』のヒロイン・染井吉乃(そめいよしの)の中学時代が描かれています。

 

しかも末恐ろしいことに、本作には現連載での吉乃の婚約者・深山霧島(みやまきりしま)が出てくる……のではなく!

吉乃のとても大切な人であり、"家族"として登場しているキャラクター・鳥葦翔真(とりあししょうま)が出てくるのです。

 

登場キャラクターがとにかく魅力的だということに定評がある本編『来世は他人がいい』ですが、最近のアフタヌーン本誌で出てきた翔真の、まあ格好良くて可愛くてたまらんことと言ったらもう!

 

全国の漫画好き女性に大人気!と言っても過言ではない翔真の過去や、なぜ吉乃の家族のような存在になったのかが『二人は底辺』で明かされます。

番外編漫画『二人は底辺』あらすじ

本作は表紙込で46Pの短編読み切り作品です。

 

友達もおらず、ヤクザの孫だという理由から学校で孤立していた中1の吉乃。

 

ある晩のどが渇いて起きてくると「暴れんなこのクソガキ!!!」と荒々しい声が家に響きます。
気になって部屋を覗くと、そこには見覚えのある少年の姿が。口を塞がれ、血だらけになりながら吉乃に気づいた少年は、ギロッとこちらを睨んできました。

 

そう、翔真です。

 

『来世は他人がいい』では、すっかり大学生になり、無気力で何を考えているかわからずぼーっとしたように見えて、背中一面に入れ墨がある謎の男・翔真。

それが『二人は底辺』では一変!まるで飼い主もおらず、ただ一匹で迷い荒ぶる狂犬かのような中学時代…正直ドギュンンンッ!と来て仕方ないのですが、一旦落ち着きます。

 

過去の翔真は、何やら荒くれ者だったようですが、原因はシャブを売りながら生き、我が子に金をせびるようなドクズの父親にあったようです。

 

そんな翔真を、吉乃の祖父でありヤクザの組長・染井蓮二(そめいれんじ)が「ワシの息子としてうちで育てようと思う」と言い出します。

当然困惑していた吉乃ですが、その後とある出来事があり、2人の間に強い絆が生まれる話となっています。

 

 

感想としては、とにかく吉乃が中1とは思えない!肝の据わり具合が尋常じゃない!

「こいつ、ええ女になるわそりゃ…!」です。

そして何より、翔真の魅力がどぶんっ!と深まるエピソードだったと思います。

 

単なる恋愛漫画を見てるよりも、よっぽどこの2人の家族の絆を見ている方が胸が熱くなる!
そう思わずにはいられない漫画でした。

短編ですので、ぜひ本編とあわせてお楽しみください。

 

駒村(@koma_ja

 

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二人は底辺 (ZERO-SUMコミックス)
著者:小西 明日翔
出版社:一迅社
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来世は他人がいい(1) (アフタヌーンKC)
著者:小西 明日翔
出版社:講談社
販売日:2017-11-22
来世は他人がいい(2)特装版 (プレミアムKC アフタヌーン)
著者:小西 明日翔
出版社:講談社
販売日:2018-07-23